本年度も下記の要領で第10回日本台湾学会関西部会研究大会を開催いたします。皆様にはふるってご出席くださいますようお願い申し上げます。
なお、本年度も日本台湾学会と台湾史研究会との共催で行います。
記
日時:2013年1月27日(日) 午前9時(受付開始)
場所:関西大学 経商研究棟 4階4A会議室
各報告とも報告30分、コメントと質疑15分
<プログラム>
第1セクション 9:30~11:00
1.あるディアスポラの知識人による台湾独立運動
―張継昭(Andy Chang)の事例をもとにして─
染川清美(国際俳句交流協会会員)
評論:澤井律之(京都光華女子大学)
2.光復後(1945~1949)台湾における女性言説と文化建設
――『台湾新生報』の「台湾婦女」欄および同紙掲載作品を中心に――
豊田周子 (関西学院大学非常勤講師)
評論:宮崎聖子(福岡女子大学)
第2セクション 11:10~12:30
3.郷土と地域文化の再構築プロセスに関する文化地理学的研究
―台湾の「319郷向前行」活動を中心に―
蘇紋槿(神戸大学大学院)
評論:菅原慶乃(関西大学)
4.客家とビン南-台湾社会の事例を中心として
劉梅玲(龍谷大学非常勤講師)
評論:二宮一郎(大阪府立桃谷高等学校)
第3セクション 13:20~15:35
5.李登輝政権期の台湾アイデンティの変容
前原志保(台湾大学国家発展研究所)
評論:黄偉修(早稲田大学台湾研究所招聘研究員)
6.台湾市民社会と「官民連動の空間」の関連性についての一考察
今井淳雄(宇都宮大学大学院)
評論:今井孝司(帝塚山大学非常勤講師)
7.台湾における「原住民部落永続発展計画」の実践のあり方と課題
―東部パイワン族のアワの復興栽培プロジェクトの考察―
林麗英(国立民族学博物館総合研究大学院大学)
評論:五十嵐真子(神戸学院大学)
<記念講演> 15:50~17:00
鶴嶋雪嶺(関西大学名誉教授)「アジアの世紀の台湾研究」
<懇親会> 17:30~ (会費3000~5000円)