拓殖大学海外事情研究所附属台湾研究センター主催
台湾研究センター設置記念シンポジウム
平成28年4月、拓殖大学海外事情研究所に台湾研究センターが設置されました。
ご存知のように拓殖大学は、明治33(1900)年に台湾の開発に献身する人材の養成を掲げた台湾協会学校として創設されました。新設の台湾研究センターは、3世紀をまたぐ台湾と拓殖大学との密接な人的交流の実績を踏まえ、卒業生が活躍した日本統治時代の台湾の歴史研究はもとより、近年、めざましい経済発展と民主化をとげ、日本との交流も親密の度を加えつつある台湾の現在、未来を視野においた幅広い研究を展開します。この度、台湾から元台湾駐日代表の羅福全先生とエッセイストの陳柔縉先生をお招きして台湾研究センターの設置を記念するシンポジウムを開催することとなりました。
と き:平成28年7月23日(土)
13:30~16:40(受付開始13:00)
ところ:拓殖大学文京キャンパス
後藤新平・新渡戸稲造記念講堂(E館101教室)
東京メトロ丸ノ内線茗荷谷下車 徒歩3分
受講料:1,000円
定 員:250名 ※事前申込不要
第一部 記念講演(13:30~14:40)
Ⅰ 開会の挨拶:川上高司(海外事情研究所所長・同台湾研究センター長)
Ⅱ 記念講演:羅福全(元台北駐日経済文化代表処代表)
テーマ「台湾と日本のはざまに生きて」
第二部 記念シンポジウム(14:40~16:40)
テーマ:日本統治時代における台湾の地方行政と基層社会
司 会:長谷部茂(台湾研究センター主任研究員)
中国語通訳:小金丸貴志(名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部)
I 基調講演:
(1)玉置充子(台湾研究センター専任研究員)
「鶯歌庄文書研究の意義―同風会に関する文書から見る日本統治期台湾の基層社会」
(2)陳柔縉(コラムニスト)
「日本統治時代に日本商人がもたらした台湾社会近代化の諸相」
II 質疑応答
III 閉会の挨拶:渡辺利夫(学事顧問)
問合せ先:
E-mail open-4[at]ofc.takushoku-u.ac.jp ※[at]を@に替えてください。
Tel 03-3947-7166(拓殖大学学務部オープンカレッジ課)