イメージ・メディア・アーカイヴ:
南進・南向をめぐる戦争記憶のリミックス―ドキュメンタリー映画の上映とシンポジウム―
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歴史資料アーカイヴが身近になるにつれて、わたしたちの知らなかった数多くの歴史が立ち現れるようになった。アーカイヴは何を語り、何を語らないのか?わたしたちは歴史の何を問題にし、歴史とどのように対峙すべきか?「南進・南向をめぐる戦争の記憶」をキーワードに、ドキュメンタリー映画の上映とシンポジウムを通じて問いかける集会。
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〈1部〉【研究集会】
10:00-10:10 趣旨説明
10:10-10:35 陳儒修(政治大学) 「從《南進台灣》到《軌道》的台灣想像(『南進台湾』から『軌道』へ到る台湾イメージ)」
10:35-11:00 孫松榮(台南芸術大学) 「南方熱・档案惡:當代台灣影像藝術的幽幻史事(南方ブームとアーカイヴの罪:現代台湾の映像芸術にみえる幽霊的な歴史)」
11:00-11:25 菅原慶乃(関西大学) 「戦時日本の南方映画工作と台湾:“大量の時代”における歴史研究の試み(戰時日本的南方電影工作於台灣:在“大量時代”歴史研究的一個嘗試)」
11:25-11:50 張新民(大阪市立大学)「日本軍政時期のシンガポール・マレーシア映画(日本軍政時期的新馬電影)」
11:50-12:40 休憩
12:40-13:40 【全体討論】
〈第2部〉【映画上映と監督トーク】
13:50 趣旨説明
13:50-15:50 『蟻の兵隊』上映 (英語字幕付)
15:50-16:50 『緑の海平線』上映(日本語字幕付)
16:50-17:20 池谷薫氏トーク
17:20-18:10 郭亮吟氏・藤田修平氏トーク
18:10-18:30 質疑応答
*第I部・Ⅱ部ともに日中・中日逐次通訳あり
通訳者:南真理(大阪市立大学非常勤講師)、胡言(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
*第I部の資料として、会場で発言論文集(中文、日本語訳無)を配付する予定です。
主催:関西大学アジア・オープン・リサーチセンター 愛知大学国際問題研究所
共催:台湾文化部
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター