日本台湾学会定例研究会(歴史・政治・経済部会)第132回を以下の日時・会場で開催します。ふるってご参加ください。
日時: 12月 7日(金) 18:20-20:20
場所:早稲田大学 3 号館 306号室
報告者:謝 政徳(大阪大学大学院法学研究科招聘研究員)
コメンテーター:春山 明哲(早稲田大学台湾研究所)
司会者:若林 正丈(早稲田大学政治経済学術院)
題目:植民地台湾と地方「自治」制度
概要:台湾の歴史上、選挙や議会活動が登場したのは、戦後ではなく、植民地時代の地方政治の場にさかのぼることができる。本報告は、植民地台湾の地方制度の制定過程と、それをもとに設けられた「地方議会」の構成や議事過程を、公文書や当時の新聞・雑誌などの資料に基づいて検討・分析することにより、植民地地方制度の性格と意義を正確に把握するとともに、植民地統治を通じて形成された台湾人の「地方自治」経験の一端を紹介する。
共催:早稲田大学東アジアの政治と思想研究部会、早稲田大学台湾研究所