日本台湾学会定例研究会(歴史・政治・経済部会)第140回を以下の日時・会場で開催します。ふるってご参加ください。
司会:梅森 直之(早稲田大学)
報告:何 家騏 (香港教育大学助理教授)
許 仁碩 (北海道大学博士後期課程)
題目:在太陽花與雨傘革命之後: 港台警察的抗爭管理模式之比較
「ひまわり」と「雨傘」の後で:香港・台湾の警察による社会運動の管理モデルの比較
言語:中国語+日本語
報告概要:大規模な抗議運動において、警察はどのように運動に対処するのか。本報告は、近年、東アジアで社会運動が盛り上がりを見せた「ひまわり運動」と「雨傘革命」を事例に、警察の社会運動に対する管理モデルの主な特徴と運動後の変化及び比較を通じて、両地域の社会運動の今後を展望する。
報告者紹介: 何家騏:香港教育大学助教授。香港大学 社会学博士(2010年)。香港教育大学講師(2012~2015年)を経て現職。専門は歴史学(警察沿革史)、犯罪学、公共政策学(刑事司法制度及び政策)、比較公共政策論。香港マカオにおける警察関係史及び刑事政策研究の分野の第一人者。
許仁碩:北海道大学法学研究科博士後期課程(法社会学)、コラムニスト。国立台湾大学法学修士(2015)、NPO法人台湾人権促進会法務主任(2015~2016)。専門は法社会学、警察法、社会運動論。日本と台湾における治安体系および関連事件の判例を中心に研究を展開している。
共催:早稲田大学台湾研究所、早稲田大学東アジアの政治と思想研究部会
備考:
1. 入場料・事前登録不要
2. 本講演は通訳なしで、中国語及び一部日本語で行います。
中国語部分の逐次通訳はありませんが、質疑応答部分の日本語での質問は可能です。
