会 期:2019年10月5日(土)~11月4日(月)30日間
会 場:沖縄県立博物館・美術館
入場料:無料
今回の展示会では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真などではハジチは高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した文様をシリコン製の腕に再現します(提供:Wizard T.S)。また、小原 の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖して描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつです。現在、クラウドファンディングを募っており、目標額200万円を達成すると、会場費、会場構成費などの諸経費をまかなえるほか、藤田嗣治とハジチ、タトゥーの関連について深掘りした展示を組みこむことができます。復興しつつある台湾原住民族のイレズミ文化とその歴史についても紹介する展示会です。
※隣の展示室では、2019年9月5日から11月4日まで「台湾-黒潮がつなぐ隣(とぅない)ジマ」展が開催されます。
チラシ配布に協力できる方は、事務局にご連絡いただければ幸いです。(公式サイトに情報があります)
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。転載歓迎いたします。