関心のある方,どうぞご参加ください。事前申し込みをすればどなたでも参加できます。参加無料,日中同時通訳あり。
日時:2019年8月22日(木)13:00-16:00
会場:日本記者クラブホール(東京都千代田区内幸町2−2−1 日本プレスセンタービル10階)
テーマ:変容する現代台湾-政治・社会意識の変化とソフトパワーの魅力
パネリスト:張瑞昌(中央通信社社長),野嶋剛(ジャーナリスト),小笠原欣幸(東京外国語大学),坂東賢治(毎日新聞)
お申込み:ajicho@aarc.or.jp
主催:アジア調査会
趣旨:
近年、台湾が変容しつつあります。台湾アイデンティティの興隆、脱原発の推進、同性婚が容認されるなど、政治、社会が大きく動いています。来年1月には総統選挙が行われ、世界の注目が集まります。米中対立という国際情勢、香港の大規模デモが台湾の政治意識に与える影響も焦点の一つです。もう一つの変化が、台湾のソフトパワーの増大です。台湾は歴史的に大国に翻弄されながらも、東アジアにおいて自由と民主主義を定着させている社会です。特徴のある台湾の文化・生活スタイルを築き発信しています。日本でもタピオカティーが大流行しているほか、台湾を訪れる日本人旅行者は毎年増加し続け年間190万人に上るなど、台湾のソフトパワーが随所で力を発揮し、国際社会でも注目を浴びています。シンポジウムでは、台湾の人々の政治・社会意識の動向、最新情勢に基づいた来年の総統選の分析、日本を含む海外から熱い視線を浴びている台湾の文化、イノベーションなどソフトパワーに関する台湾の戦略を紹介し、その源泉と魅力を探ります。